ポルトガルサッカーのすすめ

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ユベントスの今シーズンを占う
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 いよいよ明日、欧州主要リーグの中で開幕が最も遅いスペイン・リーガエスパニョーラとイタリア・セリエAが開幕します。
 私の今シーズンのスタンスとしては、リーガはアトレチコ・マドリー、セリエAはユベントスをメインで応援することに決定しました。
 そこで、明日(25日)登場することになる両チームのうち、デッレ・アルピでリボルノとの開幕戦を控えるユベントスを分析したいと思います。

 ユベントスといえば、欧州を制したこともあるイタリアきっての名門ですが、今シーズンは昇格チームとして、心機一転セリエAに挑戦することになります。
 セリエAを戦う上での新戦力を多数獲得したこともあり、彼らがフィットするまでの時間が必要です。
 したがって、いきなりスクデットという高い目標は非現実的ではないかと見ています。
 今シーズンは、チャンピオンズリーグ出場圏内である4位以内でシーズンを終えれば、成功と言えるのではないでしょうか。
 一部の首脳陣は優勝を目標にと考えていたようですが、プレシーズンマッチでパフォーマンスが安定せず、4位以内で満足すべきと腹をくくったようです。

 新監督のクラウディオ・ラニエリは、大きなタイトルには恵まれていませんが、手腕は高く評価されている人物です。
 1993年から1997年の間、フィオレンティーナの監督を務めています。
 一部のポルトガルファンはご存知のことと思いますが、95-96シーズンには、ルイ・コスタを擁してコッパ・イタリアを制しています。

 97年からは、バレンシアの監督に就任。
 バレンシアの現在のスタイルである堅守速攻の土台を築き上げました。
 ラニエリが去ったバレンシアは、エクトル・クーペルを監督に迎え、99-00、00-01の2シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグで準優勝。
 01-02シーズンには、現在リバプールで監督を務める当時無名のラファ・ベニテスが、約30シーズンぶりのリーガ制覇のビッグタイトルをもたらします。
 ベニテスは、さらに03-04シーズンに、リーガとUEFAカップの2冠を獲得しています。

 00-01シーズンからは、イングランドへ渡り、チェルシーの監督に就任。
 03-04シーズンには、ロマン・アブラモビッチ新オーナー下の初代監督として、チームをチャンピオンズリーグのベスト4に導き、そのときの優勝監督であるジョゼ・モウリーニョに監督の座を譲ります。
 モウリーニョ体制となったチェルシーは、04-05シーズンに50シーズンぶりのリーグ制覇を達成すると、翌05-06シーズンには連覇を達成し、青の時代の到来を高らかに告げました。

 このラニエリのキャリアを見る限り、ラニエリ体制時のユベントスにビッグタイトル獲得は期待できそうもありません。
 ただし、ラニエリが土台をきちんと作ることができれば、その後のタイトルは約束されたようなものです。
 もちろん、歴史は繰り返されるばかりではなく、新たに塗り替えられることもあるわけで、悲願のタイトル獲得ということがあるのかもしれません。
 一つ言えることは、ユベントスは良い監督を招聘したということです。
 ただし、マルチェロ・リッピほどの勝者のメンタリティーは持ち合わせていませんが。

 チームは、4-4-2がベースと見られています。
 私の個人的な希望としては、4-3-3ないし4-2-3-1です。
 理由は後述します。
 それでは、ここからは各ポジション別に見ていくことにしましょう。

・ゴールキーパー
 ゴールキーパーは、何と言っても、現在世界最高のGKであるイタリア代表ジャン・ルイジ・ブッフォンが残留してくれたこと。
 これに尽きます。
 ブッフォンがいる限り、GKに関して何も心配する必要はありません。
 ただし、ブッフォンが負傷した場合には、大きな不安が噴出します。

 ディフェンスラインは、大きな不安を抱えています。
 まずは、ディフェンスラインの柱をして期待されているポルトガル代表DFジョルジ・アンドラーデ。
 イタリアでは、カブリエル・ミリート獲得失敗の残念賞のように扱われ、全く評価されていませんでした。
 私としては、この評価は大変不服だったのですが、先日のアルメニア戦を見て、アンドラーデに対するイタリア国内の評価は、正当なものだと認識しました。
 まさか、アンドラーデがここまで落ちているとは思いませんでした。
 未だにシュツットガルトのフェルナンド・メイラを始めとする、新たなセンターバック獲得の噂が絶えないのも頷けます。

 コンビを組むことになりそうなチェコ代表DFズデネク・グリゲラは、右サイドバックの選手として獲得したと考えていました。
 しかし、開幕をセンターバックとして迎えることになりそうです。
 まだこの二人のプレーを見ていませんので、正当な評価を下すことはできませんし、それには時期尚早ですので、この場では避けますが、もしユベントスが開幕ダッシュに失敗した場合、特にアンドラーデはその批判の矢面に立たされることになるでしょう。
 個人的には、メイラを獲得し、ファビオ・カンナバーロを呼び戻して、この二人に組ませるほうが補完性もあって、機能するような気がします。

 右はゼビナ、左はモリナーロか本来はセンターバックのクリシートとなりそうですが、彼らについて、高い評価はできません。
 ただし、それほど低くもありません。

 この4バックは、全幅の信頼をできるようなレベルには無いということが分かります。
 したがって、この4バックの前に一つの壁を用意する必要があります。
 4-4-2より4-2-3-1や4-3-3にしたほうが良いと考えた理由の一つは、不安を抱えるディフェンスラインの負担軽減です。
  
 
・ミッドフィルダー
 新チームの司令塔は、同郷の先輩セバスチャン・ヴェロンを彷彿させる風貌のアルゼンチン人MFセルヒオ・アルミロンです。
 昨シーズン、エンポリでブレイクしたこの新加入のMFは、すでに高い評価を得ています。
 一方、同じく今夏に加入したポルトガル代表MFティアゴの評価は、分かれています。
 好選手であることは間違いないのですが、問題はアルミロンとの補完性です。
 中盤センターの選手を、攻撃型・守備型・バランス型と分類するとすれば、4-4-2には攻撃型と守備型の組み合わせが良いのではないかと思います。
 ところが、アルミロンとティアゴの関係は、攻撃型とバランス型で、守備にやや不安を残す組み合わせとなります。
 ただでさえディフェンスラインに不安を抱えているところへ、中盤センターの守備にも問題があるとなれば、ユベントスの守備網が破綻することは目に見えています。
 そこで出てくるのが、上記した4-3-3か4-2-3-1採用論です。

 ユベントスには、守備的MFのノチェリーノという選手がいます。
 実は、フィオレンティーナへのレンタルが決定しかけていたのですが、ラニエリがこれを却下し、チームに残留させました。
 イタリアU-21代表の俊英に対する評価と期待のエピソードとしては、十分なものでしょう。
 アルミロンとティアゴに加え、ノチェリーノを中盤に配置することで、ユベントスの守備は格段に上がるのではないかと見ています。
 この組み合わせの方が、どちらかと言えば攻撃的であるティアゴの才能をフルに発揮することもできるでしょう。
 さらに守備を固くしようというのであれば、ネドヴェドを加え、ミランのような4-3-1-2という選択肢もあるのではないでしょうか。
 
 サイドの扱いは、難しいところです。
 4-4-2の場合、左のネドヴェド、右のカモラネージがファーストチョイスとなることは間違いありません。
 ただし、守備に不安が残ります。
 考えれば考えるほど、4-4-2は難しそうです。


・フォワード
 2トップであれば、デル・ピエロ、トレゼゲ、ヤクインタの3人で、いろいろな組み合わせが可能となります。
 また、4-3-3で3トップを採用しても、左から、デルピエロ、トレゼゲ、ヤクインタでいけます。
 ヤクインタをセンターに回したり、カモラネージを右に据えることで、カモラネージを生かすこともできます。
 複数の怪我人が出ない限り、計算ができるポジションだと考えています。

 
 総合的に踏まえると、4位で終えることができれば、大成功と言えるのではないでしょうか。
 インテル、ミラン、ローマ、ユベントスという順位になるのではないかと予想しています。
 ミランのポイントは、クラブ・ワールドカップでしょう。
 リバプール、バルセロナと、2シーズン続けて欧州王者はリーグ優勝を逃しています。
 ミランは、そのジンクスに挑むことになります。

 今シーズンは、EURO2008を控えていることもあって、週2試合ペースで試合を行っていくことになるわけで、選手層の厚さは重要な鍵となります。
 巨大戦力のインテルはスクデットの最有力候補だと思いますが、もしチャンピオンズリーグで早期敗退となれば、戦力はダブつくことになり、モチベーションも低下し、内部から崩れていく可能性もあるでしょう。

 私個人としては、しばらくの間、敵とみなしていたビアンコネロを応援することになるという奇妙な心境です。
 心から応援しきれるかどうか、正直言って自信がありません。
 ただ、ティアゴとアンドラーデがいる以上、この二人を信じて応援していきます。
 もちろん、ラストシーズンとなるフィーゴも、個人的に応援していきます。
 役者の揃ったセリエAが、ついに開幕します。


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| capitao0707 | セリエA | comments(3) | - |
ヨコ (2007/08/25 6:14 PM)
またまたどうも。
ユベントスは的確に上手く補強して期待していたんですが、他リーグから来た選手はすぐ馴染むという訳にもいきませんよね。
おっしゃる通り、移籍後、本来の機敏さは戻っていないようですし、セリエ記者にも大目に見てやりなさいよと思ってたのですが、アルメニア戦のプレーを見る限り当然の評価かもしれませんね。
いくらキーパーが世界最高といってもDFがしっかりしていないと… キーパーが捕れる範囲の球は全部捕ってくれるんですから…

やっぱり中盤でも守備に難がありますね。
守備に問題あるわけでもないし、特別上手いわけでもありませんし…w
でもチアゴの攻撃力は活かすべきと思います。
でも守備が…って事になっちゃいますよね。
ノチェリーノという選手は個人的に未知数なのですが、その案には賛成ですかね。
チアゴが活かされますし、他の選手も活かされると思います。

2トップは無論トレセゲ、デルピエロですね。
このコンビは補完性抜群、セリエの中では1番いいコンビだと思います。
トレセゲ、ヤクインタも補完性が高くていいでしょうし…

今季の最終到達地点はCL出場権内でいいと思います。 優勝を狙えなくはないですが、インテルなどと張り合うにしても見劣り感は否めませんし…
まぁ長い目で見ようと思います
なべ(管理人) (2007/08/26 10:13 PM)
ヨコ様、こんばんは。
まさか、ティアゴがスタメンを外れるとは思いませんでした。
やはり、攻守のバランスをとったのでしょうか。

それにしても、5対1は出来過ぎです。
いろいろと問題はあったはずなのですが、それを忘れてしまいそうです。
反省すべき点は反省して、次に生かしてもらいたいです。
あとは、やはりティアゴを使ってもらいたいですね。
ヨコ (2007/08/26 10:54 PM)
本当ですよね。
開幕戦という事でリスクを気にしてバランス重視、無難な策ですね。
でもティアゴは出すべきですよ。 まぁユーべの中盤では攻撃的なティアゴがいなくても5−1なんですから…ww